主体性を育てる教育ー学級制のないシステム
- 2018/08/05
- 09:32
毎時間クラスメートが変わるアメリカの学級制度
果たして生徒は「友達を作る事ができるのか?」
今日は学級制度がない学校の 「生徒の友達作り」に焦点をおいて考えてみる事にしよう。
その前に 以前より論じている「学級制のない学校」と「学級制がある学校」を復習してみよう。
「学級制のない学校」はたとえばアメリカの中高のシステム。
生徒は日本の大学のように選択した課目をとるので、毎時間先生の教室へ習いに行く。
クラスメートも毎時間全く違う。一日6時間授業があり、7分間の休み時間の間に教室を移動する。
「学級制がある学校」は日本の学校システム。
1日中同じ教室で勉強する。
色々な友達に会える
学級制のない学校についての生徒の意見を聞いてみたら、
20人中18人が学級制のないシステムはいいと答えた。
その第一の理由は「沢山の友達を作る事ができる」からだった。
生徒は小学生の時学級制を経験しているので学級制のあるシステムと学級制のないシステムを比べられるわけだ。
以下生徒の意見だ。(期末試験日本語のエッセイなので不自然な日本語です。)
学生は色々な生徒と会わなければなりません。毎時間生徒が先生の教室に行くと、クラスのメンバーはみんな新しいメンバーです。たくさんの人と友達となります。でも、先生が生徒の教室に来ると、クラスメートはいつも同じです。クラスのメンバーは一年中変わりません。それはつまらないです。小学校の時と同じです
学生が授業のためにいろいろなクラスに行けば、たくさん新しい人と会えます。たとえば、数学のクラスは英語のクラスと違います。数学と英語のクラスには違う人がいますからもっと友達ができます。それに対して、先生が生徒のクラスに行けば、一日中同じ人と一緒にいます。クラスの皆と仲良くなりますが、クラス以外の人とあまり話しません
いつも同じ人とクラスをとるのはちょっとつまらなくて、楽しくないと思います。それに対して、生徒が先生の教室に行ったら、違うクラスメイトと会えます。たくさんの人を知ったほうがいいと思います。
学生が動くと色々な友達を作ることができますが同じクラスだと友達を作りにくくなります。学生が学校に行く理由は友達がいるからです。友達がいなければ、学校はつまらないと思います。勉強もつまらなくなります。
いつも同じ部屋にいるのは退屈です。ほかの部屋に移動して、体を動かして移動すると、次のクラスの勉強ための準備ができます。
違う教室に行くほうが楽しいです。一日中同じ席にすわっているのは退屈だと思います。
学生が違うクラスに行ったら色々な人に会えますから、もっと楽しいです。例えば、日本の学校は毎日同じクラスメートと勉強します。でも、アメリカの学校では違うクラスに行きますから、違う学生に会えます。
移動中に、手足がストレッチできます。いつも座っているのは疲れます。次のクラスに歩いて行って、頭と体休ませる。友達と話しながら、ゆっくり歩いて次の教室に向かいます。
同じ席に一日中すわっているのはつまらないと思います。学校は勉強する所であると同時に色々な友達を作る所だと思います。僕は韓国の学校で自分のそばに座っている人がきらいでしたから、友達を作れませんでした。でもアメリカは嫌いな人のそばに座ってもすぐに次の時間には他の人の隣に座ります。だからアメリカの学校に転校したら友達が沢山出来ました。
昼休みはにぎやかだ。生徒の声がうるさいので私は外に出ない
。
私のクラスに生徒が入ってくる時みんなニコニコ楽しそうだ
。
興奮して教室に入ってくる子もいる
。
それは日本語を勉強できるから!と思っていたが、友達に会えるからのようだ。
ペアで会話をしなさいとかグループで話して下さいというと、とても楽しそうだ。
それは色々な友達と話が出来るからなのだろう。
子供の時から色々なサークルに属させてグローバルな多様性を学ばせる
以前のブログでダイアナにどうして子供にいくつものスポーツクラブに属させるのか。と聞いたのを思い出した。
「それは子供を違うスポーツのグループに入れると全く違う人種 グループと接する事ができるからよ。
スポーツによってはスペイン人ばかりのグループとかもあるのよ。
全く自分達と違う文化の中で暮らしている人たちよ。
色々な人と友達になれるから 様々な考え文化も学べるわ。」
http://americanteacher.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
子供も「学生は色々な生徒と会わなければなりません」
と言っているが
それは親から小さい時から言われているからだろう。
小さい時から学校の部活以外に
サマーキャンプや地域のスポーツクラブに子供を属させて多様性を身につかせているようだ。
今年の夏 レイクタホに行ったら子供たちがサマーキャンプでつりをしていた。学校とは全く別の世界で新しい友達と遊ぶっていいな。地域にも日帰りの盛りだくさんの夏休みのプログラムがある。グローバル化の第一歩は学校世界から出て新しい世界に接する事だ。
高校大学生はサマーキャンプで子供たちのリーダーになる。私の姪は大学で音楽を勉強中。子供の時に楽しんだミュージックキャンプに参加して今は子供たちに教えている。甥はボーイスカウトのリーダーだ。アメリカで重要視されているリーダーシップスキルはそこからも来てる。
色々な友達や多様な文化的背景を持った人達に積極的に会う、
そして様々な考えや文化を学ぶという態度は
学級制のないシステムが作りあげた姿勢なのだろう。
アメリカの場合個々の意見を大切にするので、
色々な友達と会うと学ぶことも多いのかもしれない。
その上カリフォルニアは人種のるつぼと言われているが、
確かに色々な文化背景の人と友達になると
異なる価値観 文化的 宗教的背景を持つ人達と理解し共存する事ができる。
グローバルな物の見方が培われ協調性を学び多様性を受け入れる事ができるようになる。
私も海外生活をはじめた当初一番驚いた事は皆考え方生き方が全然違うという事だった。
毎日の生活で学ぶことが多かった。
文化部は誰が出入りをしてもよい開放的な場所
日本の高校へ2ヶ月体験入学したアレックス君は次のように言っている。
アメリカの学校の文化部は昼休みに活動があります。
放課後は勉強したりスポーツをする時間ですから。文化部は昼休みに先生の部屋を借りて集まります。
一人一つのクラブに属するのではなく、色々なクラブに入れます。
全部のクラブの集まりに参加しなくてもよくて 時々顔を出して一緒にランチしてもいいんですよ。
文化部は全部昼休みにあるので、色々なクラブを回って歩けます。
昼休みは誰とどこで食べてもいいんです。
僕達は自由です。
ここは自由の国アメリカなんです。
このシステムは生徒に沢山の友達を作らせ
沢山の人と話させるよいシステムだと思います。
昼休みは気の合う友達と食事
自分でクラブを見つけて、自分で友達を作る。
一つのクラブで家族的な強いつながりを求める日本式もいいが、
この様にして積極的に様々なクラブに属するというのもアメリカの自由の思想からでたのか。
自分が何をしたいか、多種多様なクラブを回ってその文化体験しながら生き方を模索できる。
また、クラブが自由でいつ来てもいいよ。という開放的に誰にでもオープンしていて規制しない。
これも素晴らしい事だ。
「僕達は自由なんだ。」と言う言葉も印象的だ。
前回「校則の懲戒処分」を紹介したが、厳しい校則にもかかわらず、
生徒は「自由だ」と感じているようだ。
こうして若い時に何を選ぶべきかというのを考えながら、
自由に文化クラブを回って 色々な生き方をしている友達と昼休みを自由に過ごすのもグローバル化の第一歩だと言える。
自分をマネージする力をつける
私は小さい時から「自分で決められない」性格だった。
自分が何をしたいかわからない。決断できない。
与えられたクラブ クラスの中で学生生活を楽しんでいた。
担任の先生にも甘えていた。
それに比べて私の生徒はしっかりしている。
現在私は1年生14歳から4年生18歳までの生徒を教えている。
プロジェクトのためにグループわけを行うが、
1年生の場合グループ分けをするのは結構大変だ。
男の子と組みたくないとかあの人とは組みたくない。とか大騒ぎになる。
でも3年生になると、グループ分けはあっという間に終わる。
誰と組ませてもうまくやっていけるようになるのだ。
昼休みにぽつんと1人ぼっちの子も1ヵ月後には居場所を見つけて楽しそうに食べている。
毎日6時間色々なクラスに一人で行って新しいクラスメートと学ばなければならない。
日本の様に一つのクラスに座っていれば担任の先生が世話をして気にかけてくれるのとは全然違う。
中学1年13歳の時から生徒は自立して自分の事は自分でマネージしなければいけないのだ。
大変すぎるとも言える。
一人の親友と6時間一緒にいることも出来ない。
毎時間友達を自分の力で見つけなければならないんだ。
ずっと一人ぼっちの子もいるかもしれない。
その子はその子なりに強くなっているのだろう。
生徒は中学生1年生12歳の時から6年間の間に、
を日々「学級制のない」学校システムから自然に学んでいるのだ。
14歳の1年生は全くのかわいいベイビーだけど、
高校4年生は全然違う。
卒業と同時に親から離れて一人で大人として生活して行くのだ。
社会に出てどんなことに直面しても立ち向かえる
「強さ」を身につけなければいけない
高校を卒業したら、社会に旅立つのである。
子供がいたら 1.学級制のある学校 と 2 学級制がない学校と どちらに入れたいですか。
投票をお願い致します。パスワード メルアドなど不必要です。コメントもご覧ください。
参考
無料アクセス解析

ご協力有難うございました。
皆様 いつもご愛読有難うございます。さて私事ですが、8月29日より新年度がはじまります。
新入生 新しいクラスに慣れるまでしばらく落ち着きません。
忙しくてブログを更新する時間があまりないかもしれませんがご理解の程お願いいたします。
お陰様でブログをはじめて1年がたちました。
新年度の事務関係は生徒 父兄の方 事務員によって準備され
先生方は手作り朝食で迎えられます。
興味のある方は去年の8、9月のブログを是非ご覧ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
専門家のご意見
これからの教育に大切になるもの
~「主体性」を育むこと~
岸 信行/中央大学理工学部教授
専門分野 教育学・倫理学
NHK『新BSディベート』「いじめとどう闘うか」再放送Add Star 内藤朝雄
果たして生徒は「友達を作る事ができるのか?」
今日は学級制度がない学校の 「生徒の友達作り」に焦点をおいて考えてみる事にしよう。
その前に 以前より論じている「学級制のない学校」と「学級制がある学校」を復習してみよう。
「学級制のない学校」はたとえばアメリカの中高のシステム。
生徒は日本の大学のように選択した課目をとるので、毎時間先生の教室へ習いに行く。
クラスメートも毎時間全く違う。一日6時間授業があり、7分間の休み時間の間に教室を移動する。
「学級制がある学校」は日本の学校システム。
1日中同じ教室で勉強する。

色々な友達に会える
学級制のない学校についての生徒の意見を聞いてみたら、
20人中18人が学級制のないシステムはいいと答えた。
その第一の理由は「沢山の友達を作る事ができる」からだった。
生徒は小学生の時学級制を経験しているので学級制のあるシステムと学級制のないシステムを比べられるわけだ。
以下生徒の意見だ。(期末試験日本語のエッセイなので不自然な日本語です。)
学生は色々な生徒と会わなければなりません。毎時間生徒が先生の教室に行くと、クラスのメンバーはみんな新しいメンバーです。たくさんの人と友達となります。でも、先生が生徒の教室に来ると、クラスメートはいつも同じです。クラスのメンバーは一年中変わりません。それはつまらないです。小学校の時と同じです
学生が授業のためにいろいろなクラスに行けば、たくさん新しい人と会えます。たとえば、数学のクラスは英語のクラスと違います。数学と英語のクラスには違う人がいますからもっと友達ができます。それに対して、先生が生徒のクラスに行けば、一日中同じ人と一緒にいます。クラスの皆と仲良くなりますが、クラス以外の人とあまり話しません
いつも同じ人とクラスをとるのはちょっとつまらなくて、楽しくないと思います。それに対して、生徒が先生の教室に行ったら、違うクラスメイトと会えます。たくさんの人を知ったほうがいいと思います。
学生が動くと色々な友達を作ることができますが同じクラスだと友達を作りにくくなります。学生が学校に行く理由は友達がいるからです。友達がいなければ、学校はつまらないと思います。勉強もつまらなくなります。
いつも同じ部屋にいるのは退屈です。ほかの部屋に移動して、体を動かして移動すると、次のクラスの勉強ための準備ができます。
違う教室に行くほうが楽しいです。一日中同じ席にすわっているのは退屈だと思います。
学生が違うクラスに行ったら色々な人に会えますから、もっと楽しいです。例えば、日本の学校は毎日同じクラスメートと勉強します。でも、アメリカの学校では違うクラスに行きますから、違う学生に会えます。
移動中に、手足がストレッチできます。いつも座っているのは疲れます。次のクラスに歩いて行って、頭と体休ませる。友達と話しながら、ゆっくり歩いて次の教室に向かいます。
同じ席に一日中すわっているのはつまらないと思います。学校は勉強する所であると同時に色々な友達を作る所だと思います。僕は韓国の学校で自分のそばに座っている人がきらいでしたから、友達を作れませんでした。でもアメリカは嫌いな人のそばに座ってもすぐに次の時間には他の人の隣に座ります。だからアメリカの学校に転校したら友達が沢山出来ました。

昼休みはにぎやかだ。生徒の声がうるさいので私は外に出ない

私のクラスに生徒が入ってくる時みんなニコニコ楽しそうだ

興奮して教室に入ってくる子もいる

それは日本語を勉強できるから!と思っていたが、友達に会えるからのようだ。
ペアで会話をしなさいとかグループで話して下さいというと、とても楽しそうだ。
それは色々な友達と話が出来るからなのだろう。
子供の時から色々なサークルに属させてグローバルな多様性を学ばせる
以前のブログでダイアナにどうして子供にいくつものスポーツクラブに属させるのか。と聞いたのを思い出した。
「それは子供を違うスポーツのグループに入れると全く違う人種 グループと接する事ができるからよ。
スポーツによってはスペイン人ばかりのグループとかもあるのよ。
全く自分達と違う文化の中で暮らしている人たちよ。
色々な人と友達になれるから 様々な考え文化も学べるわ。」
http://americanteacher.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
と言っているが
それは親から小さい時から言われているからだろう。
小さい時から学校の部活以外に
サマーキャンプや地域のスポーツクラブに子供を属させて多様性を身につかせているようだ。

今年の夏 レイクタホに行ったら子供たちがサマーキャンプでつりをしていた。学校とは全く別の世界で新しい友達と遊ぶっていいな。地域にも日帰りの盛りだくさんの夏休みのプログラムがある。グローバル化の第一歩は学校世界から出て新しい世界に接する事だ。
高校大学生はサマーキャンプで子供たちのリーダーになる。私の姪は大学で音楽を勉強中。子供の時に楽しんだミュージックキャンプに参加して今は子供たちに教えている。甥はボーイスカウトのリーダーだ。アメリカで重要視されているリーダーシップスキルはそこからも来てる。
色々な友達や多様な文化的背景を持った人達に積極的に会う、
そして様々な考えや文化を学ぶという態度は
学級制のないシステムが作りあげた姿勢なのだろう。
アメリカの場合個々の意見を大切にするので、
色々な友達と会うと学ぶことも多いのかもしれない。
その上カリフォルニアは人種のるつぼと言われているが、
確かに色々な文化背景の人と友達になると
異なる価値観 文化的 宗教的背景を持つ人達と理解し共存する事ができる。
グローバルな物の見方が培われ協調性を学び多様性を受け入れる事ができるようになる。
私も海外生活をはじめた当初一番驚いた事は皆考え方生き方が全然違うという事だった。
毎日の生活で学ぶことが多かった。
文化部は誰が出入りをしてもよい開放的な場所
日本の高校へ2ヶ月体験入学したアレックス君は次のように言っている。
アメリカの学校の文化部は昼休みに活動があります。
放課後は勉強したりスポーツをする時間ですから。文化部は昼休みに先生の部屋を借りて集まります。
一人一つのクラブに属するのではなく、色々なクラブに入れます。
全部のクラブの集まりに参加しなくてもよくて 時々顔を出して一緒にランチしてもいいんですよ。
文化部は全部昼休みにあるので、色々なクラブを回って歩けます。
昼休みは誰とどこで食べてもいいんです。
僕達は自由です。
ここは自由の国アメリカなんです。
このシステムは生徒に沢山の友達を作らせ
沢山の人と話させるよいシステムだと思います。

昼休みは気の合う友達と食事
自分でクラブを見つけて、自分で友達を作る。
一つのクラブで家族的な強いつながりを求める日本式もいいが、
この様にして積極的に様々なクラブに属するというのもアメリカの自由の思想からでたのか。
自分が何をしたいか、多種多様なクラブを回ってその文化体験しながら生き方を模索できる。
また、クラブが自由でいつ来てもいいよ。という開放的に誰にでもオープンしていて規制しない。
これも素晴らしい事だ。
「僕達は自由なんだ。」と言う言葉も印象的だ。
前回「校則の懲戒処分」を紹介したが、厳しい校則にもかかわらず、
生徒は「自由だ」と感じているようだ。
こうして若い時に何を選ぶべきかというのを考えながら、
自由に文化クラブを回って 色々な生き方をしている友達と昼休みを自由に過ごすのもグローバル化の第一歩だと言える。
自分をマネージする力をつける
私は小さい時から「自分で決められない」性格だった。
自分が何をしたいかわからない。決断できない。
与えられたクラブ クラスの中で学生生活を楽しんでいた。
担任の先生にも甘えていた。
それに比べて私の生徒はしっかりしている。
現在私は1年生14歳から4年生18歳までの生徒を教えている。
プロジェクトのためにグループわけを行うが、
1年生の場合グループ分けをするのは結構大変だ。
男の子と組みたくないとかあの人とは組みたくない。とか大騒ぎになる。
でも3年生になると、グループ分けはあっという間に終わる。
誰と組ませてもうまくやっていけるようになるのだ。
昼休みにぽつんと1人ぼっちの子も1ヵ月後には居場所を見つけて楽しそうに食べている。
毎日6時間色々なクラスに一人で行って新しいクラスメートと学ばなければならない。
日本の様に一つのクラスに座っていれば担任の先生が世話をして気にかけてくれるのとは全然違う。
中学1年13歳の時から生徒は自立して自分の事は自分でマネージしなければいけないのだ。
大変すぎるとも言える。
一人の親友と6時間一緒にいることも出来ない。
毎時間友達を自分の力で見つけなければならないんだ。
ずっと一人ぼっちの子もいるかもしれない。
その子はその子なりに強くなっているのだろう。
生徒は中学生1年生12歳の時から6年間の間に、
- 友達を自分の力で見つける強さ
- 誰とでもやっていける柔軟さと協調性
- 多様な文化の違う友達から積極的にグローバルな考え方の違いを学ぶ事
- 自分をマネージする力
- 一人で考えて生きていく力
- グローバルな考え方
を日々「学級制のない」学校システムから自然に学んでいるのだ。
14歳の1年生は全くのかわいいベイビーだけど、
高校4年生は全然違う。
卒業と同時に親から離れて一人で大人として生活して行くのだ。
社会に出てどんなことに直面しても立ち向かえる
「強さ」を身につけなければいけない
高校を卒業したら、社会に旅立つのである。
子供がいたら 1.学級制のある学校 と 2 学級制がない学校と どちらに入れたいですか。
投票をお願い致します。パスワード メルアドなど不必要です。コメントもご覧ください。
参考
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ご協力有難うございました。
皆様 いつもご愛読有難うございます。さて私事ですが、8月29日より新年度がはじまります。
新入生 新しいクラスに慣れるまでしばらく落ち着きません。
忙しくてブログを更新する時間があまりないかもしれませんがご理解の程お願いいたします。
お陰様でブログをはじめて1年がたちました。
新年度の事務関係は生徒 父兄の方 事務員によって準備され
先生方は手作り朝食で迎えられます。
興味のある方は去年の8、9月のブログを是非ご覧ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
専門家のご意見
これからの教育に大切になるもの
~「主体性」を育むこと~
岸 信行/中央大学理工学部教授
専門分野 教育学・倫理学
自分のやりたいことをはっきりと思い描き、その願望に従って意欲をもって努力する能力が主体性だとするならば、まさに現代日本の教育に求められているものは「主体牲」なのである。主体性を具えた人間がこれからの社会をリードしていくことになる。http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/education/20140206.html
NHK『新BSディベート』「いじめとどう闘うか」再放送Add Star 内藤朝雄
本来、机を並べる相手は授業ごとに違っていていいし、いつもの教室で決まった相手と食べる給食ではなく、カフェテリアで気の合う相手と食事をするスタイルでもいいはずだ。部活動にしても学校に頼る必要はない。ドイツなどが典型だが、子供たちはスポーツや文化活動も学校とは別の地域クラブに所属して行い、そのたびに人間関係のバリエーションを増やしている。これに対しクラスという枠に固定され続け、ほとんどその範囲内でしか人間関係を選べないのが日本の子どもたちの現状だ。
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- Topic:子育て・教育
- Genre:School
- カテゴリ:クラス制度廃止
- CM:1
- TB:0
社会が大きく変化して行く中で、学校だけは昔から何も変わっていないと思います。日本では当たり前とされている「クラス制」や「固定担任制」など、今の時代に本当に必要なのかを考える必要があると思います。